医薬品開発の潮流は、従来の低分子化合物系の薬剤から、1980 年代に登場したインターフェロンやエリスロポエチンなどの組換え蛋白製剤、1990 年代に登場した抗体医薬などに代表される、いわゆるバイオ医薬品にシフトしています。遺伝子発現、組換えタンパク質生産・精製技術は、これらのバイオ医薬品の創造、開発において基盤となる技術です。
さらに近年では、細胞免疫療法、再生医療、遺伝子治療などの先端医療が着目されています。
これらの先端医療には組換えタンパク質生産・精製技術により得られるサイトカインや分化因子が必須です。
当社はIL-2、IL-4、GM-CSFなどGMPグレードのサイトカインを取り扱っています。また国内工場で製造したIL-4(純度98%以上/エンドトキシンレベル1.0EU/μg以下)も販売しています。
当社のサイトカインは多くの国立大学法人の医学部や医学系研究所、免疫細胞療法の研究に関わる各種機関へ納入しています。リピート率も非常に高く多くの研究者に支持されています。
当社はサイトカイン研究の最前線にいる海外の研究者と共同研究や技術提携で、より先進的な方法を用いて安価に製造できる技術を有しています。
これからも独自のネットワークを用いてより良い製品を安く提供していきます。